利用事例

マイクロ流路デバイスによる血中循環腫瘍細胞 (CTC) の分離技術

ライフサイエンス分野において細胞を非標識かつ非侵襲に分離する技術が求められており、マイクロ流路チップを利用した手法が期待されている。本事例では血中循環腫瘍細胞(CTC)の分離検出を行うマイクロ流路デバイスの開発および改良を行うため、様々な寸法のマイクロ流路と電極を試作し、開発している。<br /> 本デバイスは血液中に極めて微量に存在するCTC(10<sup>8</sup>個に1個レベルの存在率)を分離するため、電気特性と細胞径の違いを併用して生きたCTCの分離を可能とするものである。京都大学 がん個別化医療開発講座と連携し、臨床的な評価が推進されている。

生きた血中循環腫瘍細胞 (CTC) の分離が可能な<br>誘電泳動デバイスのチップ写真

生きた血中循環腫瘍細胞 (CTC) の分離が可能な
誘電泳動デバイスのチップ写真

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